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【人間の根源とは何か!?】東野圭吾さん著『変身』レビュー

東野圭吾変身
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もしもあなたの身体に他人の一部が移植されたとき

それはその後もそのままのあなたと言えるのでしょうか?

らぷ
らぷ
こんにちは、らぷです^^
今回は、東野圭吾さん著
『変身』という小説のレビューをしたいと思います!

東野圭吾さんといえば
『容疑者Xの献身』とか『新参者』とか
当り前のようにドラマ化や映画化されている小説家さんで
最近は『パラレルワールド・ラブストーリー』が映画化されましたね。

らぷ
らぷ
今回ご紹介する東野圭吾さんの小説『変身』は、
何か初心者でも読みやすい小説を探している方や、
人間って何だろう~?と、わりと哲学的なことに興味がある方にもオススメです♪
らぷ
らぷ
小説&東野圭吾さんビギナーなわたしでも、超絶読みやすかったです\(^o^)/

まず最初に、
簡単なあらすじと、読むときのオススメポイントをば。

界初の脳移植を施され、一命を取り留めた青年、成瀬純一。
恋人とのささやかな日常を取り戻した彼に異変が訪れる。
その違和感を抱きながらも変化を止められない純一は提供者の影響を疑う。
他人の脳に支配されたとき、恋人を愛する心も消えてしまうのだろうか?

といった感じです。

そしてオススメポイントは

  • なんといっても読みやすさ
  • 主人公をはじめ、各登場人物の細かな心理描写
  • 他人の一部が移植されたとき、それでも純粋に自分自身だと言えるのか?
  • 人間の根源とは何か?

などを問いかける深いテーマ

本記事では、上記オススメポイントをもとに解説していきます~!

活字に慣れていない小説初心者でも読める!

らぷ
らぷ
よ・・・読みやすい!!!!

わたしがこの小説を読み始めて、一番最初に抱いた印象でした!
なんか小説って、小難しい表現とか漢字とかいっぱいあって読むの大変そうだろうな~って
イメージだったんですよね。

らぷ
らぷ
活字に慣れていない上に、難しすぎたらもう、寝ます・・って感じです。

でも、この小説はマジで読みやすいです。
難しい言葉とか、意味わかんねー!っていう表現が一切出てこない!
漢字も全然難しくないし、ちゃんとルビ振られてますしね。

らぷ
らぷ
少しでも難しい言葉があるとそれだけで思考停止するわたしにとって超親切設計でした♪

主人公や各登場人物から読み取れる細かい心理的描写

脳移植後、”自分”に違和感を抱き始めた主人公はもちろん、
それを取り巻く人々の心理も非常に細かく描かれているところがすごく良かったです。

愛とか憎しみとか、企みとか。
どこか、モラルに反していると感じていても自分の欲求に逆らえなくなることってありますよね。

人を傷つけてはいけないって頭でわかっていても、
つい自分の感情に負けてしまうときとか。

そんな人間なら誰しも心の奥底に持っている狂気とか、
一線を越えてはいけないっていう心理的葛藤とかも非常に細かく描写されていました。

他人の一部が移植されたとき、それでも純粋に自分自身だと言えるのか?

これに関しては、『変身』の大きなテーマの一つだと言えます。

たまに『奇〇体〇アン〇〇バボー』とかでこういう不思議現象って取り上げられていますけど、
実際のところどうなんだろう!って単純に興味ありませんか?

脳とか心臓とか、人間にとって一つしかない臓器の提供とはすなわち
もとの人間の肉体レベルでは活動停止を意味していますが、
各臓器の細胞たちはまだ活動しているわけです。

そんな細胞たちが
少なからず新しい肉体にも影響を与えるんじゃないだろうか?っていうことです。

らぷ
らぷ
転職とかで考えるとわかりやすいかもですが、
前の職場で得た知識や経験って、次の職場に行っても完全に忘れることはないですよね

移植という経験はしたことがないので何とも言えないですが、
提供者の人格が自分のそれとは似ても似つかないようなものだったら
自分はどうなってしまうのだろう?
『変身』の主人公のようになってしまうんだろうか?って結構真剣に考えてしまいました。

人間の根源とは何か?を問いかける深いテーマ

上記にも書いた通り、
これまで自分とは別の人生を歩んできた他人の一部が
なにかのキッカケで自分の一部になることもあり得るわけですよね。

そして、それはどんなふうに変化して
どんなふうに自分へ影響を与えるのかって考えたときに
最初からあった自分なのか、他人を取り込んでできあがった自分なのか。

記憶はもとより、大事にしている価値観や信念もひとそれぞれ違うから、
それが移植というものを通してひとつに混ざり合ったとき、
小説『変身』でいえば、相手の人格に支配され始めた”脳機能”が勝つのか
それよりもっと深い人間の根源が勝つのか。

極限の状態に陥ったときに真に人間を突き動かすものって何だろう?って
かなり深く考えさせられるテーマだなぁって思いました。

まとめ

ここまで読んでくださりありがとうございます!

軽くまとめますと、
東野圭吾さん著『変身』は

  • 小説初心者でもめっちゃ読みやすい

→難しい言葉や言い回しが全然ないのでストーリーに集中できる!

  • 他人の脳片が自分の一部になったとき、その脳はどうなってしまうのか?
  • 様々な心理描写を通して人間とは何か、根源にあるものとは?

といった深いテーマを考えるキッカケになる

非常におもしろく深い小説でした(^o^)

個人的にすごく考えさせられたところとしては
脳移植といった自分とは程遠い話のような気もするが、あり得ない話ではないので
自分に置き換えたときにどうなんだろう?というところですね。

自分の意識が他人に塗りかえられて、自分ではなくなってしまうかもしれない恐怖とか。

逆に自分が死んだあと、自分の細胞はどうなってしまうんだろうとか。

また、
自分という人間を完璧にわかっているつもりはないけど、
自分ではない誰かになってしまう恐怖のまえに、
じゃあ本当の自分ってなに?っていうことを意識しながら生きることが
まず大事だなって思いました(>_<)

てことで
東野圭吾さんの『変身』は小説初心者でもすごく読みやすいので
興味があればぜひ読んでみてくださいね~!

ABOUT ME
らぷ
こんにちは! 『自由をもとめる気まぐれメタラー』らぷです^^ メンタルブロックが多いわたしだけど、生きかたや働きかたも自由がいい! 自分らしく生きることを目標に日々奮闘しています。